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研究会に参加しています~その6~

朝晩はまだ少し肌寒さを感じるものの、昼間は春を思わせる暖かさで、さぞや花粉も飛んでいるだろうと思われますが、花粉症の方は健やかにお過ごしでしょうか?

さて、1週間近く続けてまいりましたこのタイトルのブログも、いよいよ最後にいたします。実はまだまだ続けられそうなのですが、私自身が飽きてしまいました・・・・

本日は、感染症の研究会に参加してまいりました。

まあ、研究会というよりは、学術講演会というか教育セミナーのような感じの会で、感染症全般のことをいろいろ教えていただきました。

その講演を聞いていて、少し驚いたのは、私どものような一般のクリニックに来られる普通感冒(いわゆる普通の風邪ですね)の方の半数が細菌感染によるものである、と講演されていたことです。私が医者になった頃は、風邪に抗生物質を処方する医師が多く居ましたが、その後、耐性菌(抗生物質が効かない細菌)の出現などで、最近では「ただの風邪に抗生物質を処方する医師はヤブ医者」みたいなことをよく言われるようになりました。

しかし、本日の講演のお話に寄りますと、抗生物質を処方しないといけない風邪も多く存在することになります。そのため、より一層風邪の治療が難しくなったような気がします。患者さんの症状と、のどや胸の観察から、風邪でもいろいろ区分して治療しなくてはいけない、ということです。

たかが風邪、されど風邪です。風邪は万病の元。私たち医師は、「ああ風邪か・・・」のような油断した感覚ではなく、もっと気持ちを引き締めて風邪の治療に当たるべきだと思いました。


 

研究会に参加しています~その5~

先週土曜日から書き始めた「研究会に参加しています」シリーズを続けています。ブログを始めてから毎日更新しています。「すぐにネタが尽きるのではないかな?」と思っていましたが、こういう引き伸ばし作戦があることに気づきました・・・・

さて・・・学会や研究会に参加する楽しみの一つに、旧知の先生方にお会いしてお話をすることがあります。

先日の研究会でも、私が医師になった当時の直接の師匠にお会いしましたし、数年ぶりにお会いした先生もおられました。久しぶりにお会いした先生は、卒業が同じで、年齢も多分同じはずの先生ですので、まだまだお若く、お元気そのものでした。診療科は全く違う先生で、畑違いの分野のお話をするのは、いろいろ勉強になるのとともに、いつも新鮮に感じられ、楽しみにしています。

研究会に参加しています~その4:アレルギー後編~

同じ注射でも長い間注射を打ち続けて、花粉症を治すやり方もあります。これを「減感作療法」と言います。「感作」は「かんさ」と読みます。長い間ってどれくらい?・・・平均3年くらいかな?それで花粉症が治れば良いのですが、4~5年やっても治らない人も居ます。成功率は良く見積もって8割くらい。これは4~5年やった人の平均ですよ。治療期間が長いので、途中で挫折する人も多いと聞きます。どういう方法か?というと、簡単にいえばスギ花粉のエキスを注射して、徐々に慣らしていくのです。最初はごく少量を注射して、少しずつ量を増やしていきます。非常に手間ですし、痛いですし、根気が入ります。

前回のステロイド注射の「注射」つながりで「減感作療法」のお話を書きましたが、注射ではなく、薬を舌の下に入れて治療していく、「舌下減感作療法」という方法があるそうです。これでしたら、痛くなくて家でもできて、続きそうですね。実は、アメリカなどではとっくの昔から行われているようですが、日本ではまだ保険適用が認められておらず、臨床試験の段階のようです。

http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2009/10/60jaq400.htm

さて、一般的な花粉症対策といえば、外出の際には、マスクやゴーグルをする?・・・・ゴーグルがカッコ悪ければ、普通の眼鏡でも、していないよりは効果があります。また、マスクは隙間を作らないことが肝心です。帽子も被らないよりは被った方が良いでしょう。晴れている日や風の強い日の外出は控える。また、一般には午前中の方が午後より花粉が少なく、早めのお出かけがよろしいようです。

家の中では・・・・とにかく花粉を持ち込まない。スベスベした生地の服の方がウールの服などよりも、花粉がくっつきにくいことは容易に想像がつきます。家の玄関の前で、花粉を落として家に入ります。家では空気清浄器を使用しましょう。乾燥した部屋は、目や鼻にも良くないので、なるべく加湿します。湿気で花粉が重くなって落ちることも期待できます。 まめに掃除をする。掃除は、電気掃除機ではなく、濡れた雑巾で床を拭いた方が良いですね。カーペットは無理ですが・・・

花粉症の治療ですけれど、いろいろあります。ドラッグストアなどで買う市販薬は、即効性が高いものの、眠くなるものが多いようです。毎年花粉症に悩まされている人は、あらかじめ病院等で診てもらい、ご自身にあった薬を何種類か組み合わせてもらうのが良いでしょう。

昨日も書きましたが、私自身には今のところ花粉症はありませんが、花粉症の方の辛さはよく分かっているつもりです。よろしければ、ご相談に乗ります。

研究会に参加しています~その3:アレルギー前編~

「関節リウマチ編」を書いたので、「アレルギー編」も書くべきかな?と思い立ちました。

これからが旬の花粉症のことを書きましょう。特に今週は暖かくなり、かなり花粉が飛散するようです。

私自身には今のところ花粉症はありません。しかし、花粉症をお持ちの方が非常に辛い思いをされていることは、よくわかっております。そこで、花粉症対策のお話を書きます。

花粉症に良くない物・・・・タバコ・香辛料・お酒。・・・・まあ、当たり前ですかね?タバコや香辛料は鼻粘膜を刺激しますし、お酒は鼻粘膜の血管を拡張させ、鼻づまりの原因になります。

栄養を十分摂り、十分な睡眠を心がける。・・・・これも当たり前ですね。

ハーブティーやヨーグルトの摂取が効果的?・・・・花粉症の季節になってから、あわててこれらを摂っても遅いですね。確かに、体質改善を図ることは良いことです。体質が変わり、花粉症が出なくなった、という人は実際におられます。自然治癒(かつては花粉症の症状があったが、その後3年以上無症状の人)の報告も多々あります。しかし、ハーブティーやヨーグルトの摂取がどれだけ体質を改善するのかはわかりません。むしろ、漢方薬の方が体質が改善できる可能性があると思います。ただし、個人差も大きいです。よろしければ、ご相談に乗ります。

毎年決まった医院で注射一本打ち、花粉症の症状を抑えている。・・・・非常に危険です。長時間作用型の副腎皮質ホルモンを注射しますが、副作用が出た場合は、その副作用もずっと続くことになります。かなり重い副作用が出ることもあります。命を縮めてでも花粉症を抑えたい、と思う覚悟が必要です。決してお勧めできる方法ではありません。

書いているうちに、止まらなくなってしまいました。続きは明日書きます。

研究会に参加しています~その2:関節リウマチ編~

昨日は、関節リウマチの研究会に参加いたしましたが、実はつい数週間前にも関節リウマチの病診連携の研究会に参加してきました。

関節リウマチでは、メトトレキサートという薬を使用することが多いのですが、近日中に厚労省によりこの薬を増量して使用する事が認められるそうです。関節リウマチでは、昔からいろいろな薬が使用されてきて、近年は分子標的治療剤の話題が中心になっていますが、分子標的治療剤は、薬価が高いこともあって標準治療ではありません。現在はメトトレキサートが標準治療となりつつあります。

私自身も関節リウマチの治療を始めだしてから、メトトレキサートを中心に治療を行ってきました。

それは、この薬の効果が高かったからですが、それとともに、その前から行なってきた乳がん治療でも使用していた薬だったため、親しみがあったからです。乳がんの抗癌剤治療では、私が乳がん治療を始めた頃の標準治療がCMFと呼ばれる治療法でした。シクロフォスファミド・メトトレキサート・5-FUという3種類の抗癌剤を組み合わせた治療法です。この治療を長年にわたって多くの患者さんに施行してきましたため、メトトレキサートの使用経験は十分にあります。

全く畑違いの関節リウマチと乳がんが結びつき、関節リウマチの治療でも自信を深めることができた次第です。

(上のイラストはクリックすると大きくなります。)

研究会に参加しています~その1~

2月は研究会続きです。2月の木曜日・土曜日の午後は、すべて研究会参加で予定が埋まっています。

本日は、関節リウマチとアレルギーの研究会に参加してきました。分野の違うこの二つの研究会を掛け持ちする医師は少ないでしょうね。

ここ数年での関節リウマチ治療の進歩は目覚しいものがあります。かつては、関節リウマチは不治の病と言われてきました。ところが新しい薬が使用されて、治る病気となってきました。勉強のしがいのある分野です。

アレルギーの分野でも、効果の高い薬が続々と使用され始めています。特に今年は、関西でも昨年の10倍以上のスギ花粉が飛散するところがあると予測されています。今春は花粉症に悩まれる方が昨年の何倍にもなると予想されますが、私の頭の中でそれに対抗する治療の理論武装ができつつあります。

新しい知識を多く取り入れ、患者さんに最良の治療を実践することを常に目標として、これからも研鑽していきたいと思っております。

スタッフ紹介

HPを見られた方から「院長だけでなく、スタッフの皆さんも紹介して欲しい。」というご希望がありました。

そこで、本人たちに内緒で、差しさわりの無い程度に紹介いたします。

「クリニックの特色」のページに集合写真が載っております。実はもう一人、パートのナースがおります。彼女の写真も、学校の集合写真の欠席者を載せるみたいに、集合写真の右上端に載せたかったのですが、「結構です。」と言われてしまいました。

当クリニックの男性は私一人。女性は六人。受付二人と常勤のナース一人、パートのナース二人、診療放射線技師一人です。当院には、常勤の女性診療放射線技師がおり、そのため高槻では予約なしでマンモグラフィがいつでも撮影できる唯一の施設となっております。パートのナース二人は、午前診と午後診に別れて仕事をしております。土曜日は午後診担当のナースが受け持っています。

女性たちの年齢は一人を除いてだいたい同じ。一人だけ他の五人より若いです。その最年少のスタッフがつい先日結婚いたしました。これで既婚者が私を含めて三人。他の四人は独身です。

最年少が結婚したことで、独身のスタッフたちはあせっているかも知れません。しかし、結婚は一生の運命を左右します。あせらずゆっくり決めて欲しい、と私は(密かに)思っております。

大阪医大乳腺グループの先生方とミーティング

本日は、午前診だけで午後からお休みでしたので、たまっていた書類や雑誌の整理の後、夕方から気管支喘息の研究会に行ってまいりました。

その後夜になって、大阪医大の乳腺グループの先生方と今後の病診連携に関するミーティングを行いました。すでに関西の大きな病院では病診連携が始まっているところが多いのですが、大阪医大病院も遅ればせながら、病診連携がスタートいたします。

乳癌の患者さんでは、その第一号が当院から大阪医大に紹介した方になるそうで、その患者さんが当院に戻ってまいります。つい先日その方とお会いする機会があり、ご本人も当院でフォローしてもらうつもりであるとおっしゃっていました。

大阪医大の乳がん患者さんの病診連携の第一号が当院という事になり、光栄に思っております。

(病診連携って何?と思われる方もおられるでしょうね。後日このブログで説明いたします。)

沈黙の臓器

病気Q&Aでは、あらたに「肝臓病Q&A」を設けました。B型肝炎、C型肝炎に悩んでおられる方は非常に多く、また、最近脂肪肝を指摘される人が増えています。当院はその力になりたいと思っております。

肝臓が気になる方はお気軽にご相談ください。 とは言うものの、肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、相当傷めつけられるまで、悲鳴をあげません。

ついついお酒を飲み過ぎてしまう方、お酒が弱くなったとお感じの方、最近疲れやすかったり、原因の分からない発熱のある方、白目の部分が黄色くなってきた方、おなかの右上付近の痛む方は、肝臓が弱っているかも知れません。いつでもご相談ください。

また、当院では、クリニックとしては珍しくC型慢性肝炎の方のためにインターフェロンの導入を行っております。 導入は肝臓専門医が施行いたします。

上のイラストのように、肝臓が元気で明るくなりますように・・・・

禁煙外来Q&A

リニューアルしたホームページでは、病気Q&Aを充実させました。

特に「禁煙外来Q&A」では、喫煙の害悪に関して「これでもか!」というくらい詳しく書きました。タバコを吸うことがどれだけ有害で、またどれだけ多くの人に迷惑をかける可能性があるかを知っていただきたかったからです。「そんな事わかっているよ。」と思われるかも知れません。しかし「禁煙外来Q&A」を読めば、あらためて喫煙の害悪を再認識することでしょう。


喫煙している方、ご家族や身近に喫煙者のおられる方に、ぜひ読んでいただきたいと思います。

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