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炉心溶融~その1~

東北地方太平洋沖地震で被災された方には、心よりお見舞いを申し上げます。

福島第一原発で炉心溶融の可能性があることを、インターネットで知ったときには、背筋が凍る思いをしました。原発の原子炉は、冷却材(通常は水)で満たされ、炉心にある核燃料(燃料棒)が一定温度以上に過熱するのを防いでいますが、原子炉の水位が下がって燃料棒が露出しますと、空だきのような状態になって炉内の温度が上昇し、燃料自体が溶け出します。これが炉心溶融です。こうなりますと、放射性物質が周囲に撒き散らされることになり、原発の周囲では大きな被害となります。さらには、原子炉の格納容器が、熱で底が抜けたりしますと、爆発を引き起こし、そうなりますとチェルノブイリ原発事故級の大惨事になります。

しかしまあ、NHKの報道で東大教授が言われるには、原子炉の中の核はすでに冷やされているので安全だそうです。・・・・これが12日お昼の話です。・・・・ところが、日にちをまたぎ、13日未明の報道では、先の東大教授のお話は根拠がなく、福島第一原発の中でどのようなことが起こっているか誰もわからない状態だと、一部のマスコミが伝えています。

13日朝の枝野官房長官のお話によりますと、海水を導入し炉内の冷却が進んでいるようですね。こうなりますと一安心ですが、その原子炉そのものは使い物にならなくなるでしょうね。

しかし、安全第一です。

大地の貧乏ゆすり

本日はヒートショックの話題を書くつもりでしたが、ご存知のとおりとんでもない震災が起こりましたので、それどころではないな、と思っています。

本日は仕事が忙しく、家に帰ってきたのが午後11時前で、それから夕食を摂り、テレビを見ていますが、被害が徐々に判明してくるに連れ、気分も滅入ってしまいました。被害に合われた方には心からお見舞いを申し上げます。そして、いち早く復興されることを望むばかりです。

本日の地震は高槻の当クリニックの職員も揺れを感じたそうで、その規模の大きさに驚かされます。

今回の地震は、阪神淡路大震災の時の直下型地震とは違い、海が震源地ですが、かなり浅いところで起こり、また津波の被害が全国規模です。

つい先日、ニュージーランドで大地震が起こり現地の日本人も多数被害に合われたばかりなのに、本日観測史上世界で五番目とも言われる巨大地震が東北で起こり、何ともやるせない気分になっています。

朝晩まだまだ寒いです。

3月も中旬ですが、朝晩は寒いですね。昨晩は我が家の周辺では雪がチラついていました。

ヒートショックの話題を書くのなら、寒いうちでないと、夏に書いても関心を持ってもらえないな・・・・ということで、ヒートショックの話題を書きましょう。

以前に書いたとおり、ヒートショックによる死亡は、交通事故死よりもはるかに多いのです。特に、高齢者(65歳以上)では、家庭内で亡くなる原因の1/4がヒートショックによるものと言われています。

ことほどさように、ヒートショックは怖いのです。暖かい場所から寒い場所に移動したとき、ブルッと震え、「おお、サブッ!」と思うことがありますが、簡単に言えばこれがヒートショックです。しかし例えば「〇〇℃以上の室温低下の場所に移った時に受ける身体的ダメージをヒートショックと呼ぶ」と言った明確な定義はないようです。

実際には、ヒートショックは、先に書いたとおり、お風呂に入ろうとした場合に多く、脱衣所で服を脱いだら寒くて、浴室に入るとさらに寒く床も冷たくて血圧が上がり、ところが浴槽に入って温まると急激に血圧が下がり、脱衣所に戻ると、水滴の付いている身体は余計に寒く感じてまた血圧が上がり・・・みたいな、急激な血圧変動によって、起こる場合が多いようです。日本では、トイレでもヒートショックが起こりやすく、その原因はトイレ自体が寒くて、さらには排尿や排便が血圧を変動させるためです。欧米では、浴室やトイレを暖房している割合が高いのですが、日本ではその割合が低く、ヒートショックが生じます。浴室・トイレに限らず、部屋・廊下など家全体の温度を均一にすれば、ヒートショックが起こらないことは、言うまでもありません。

明日は、ヒートショックと入浴の関係に関してさらに詳しく掘り下げたいと思います。

ヒートショックは和製英語だと思います。

3月と言えばもう春ですが、朝晩はまだまだ寒い日が続きます。

一昨日「ヒートショック」の話題を書きました。冬の寒い時期に起きる現象です。

私が大学の研究室に居たころは「ヒートショック」と言いますと、「ヒートショックプロテイン」を連想しました。これは、がんの免疫系に関わり、私の先輩でこの研究に携わっていた方がおられました。ヒートショックプロテインは細胞が熱せられた時に出現するタンパクとしてその名が由来しますが、実際にはそれ以外にも細菌感染や活性酸素・紫外線・低酸素状態などのさまざまなストレス状態で出現するタンパクです。

「ヒートショック」という言葉も、単純には「熱によるショック」という意味ですが、「温熱環境に起因するストレスによるショック状態」という意味だと解釈できます。

いわゆる「ヒートショック」に関する英語の文献を探してみたのですが、見当たらず、これに相当する言葉として見つけたのは、「コールドショック (cold shock)」もしくは「コールドストレス (cold stress)」という言葉です。ただし医学用語で「コールドショック」と言いますと、また別の意味を指します。「コールドストレス」も少しニュアンスが違うような気がします。

内容がどんどん難しくなっていきそうなので、このあたりで止めます。ヒートショックと入浴死との関係は、また後日書きたいと思います。

ハンノキにご用心!

ハンノキ(榛の木)はブナ目カバノキ科に所属する落葉樹です。この木は高槻の山林や公園には結構多いそうです。

この木の花粉が、花粉症の原因になります。この花粉飛散の時期はスギ・ヒノキと同じため、実はハンノキが原因の花粉症でありながら、見過ごされてしまうことがあります。ハンノキにアレルギーのある人は、実はブタクサよりも多い、とも言われています。

ハンノキにアレルギーのある人は、口腔アレルギー症候群(OAS)を持っておられることが多いそうです。キウイを食べると口の中が痒くなる人がたまにおられますが、これはこのOASのためです。キウイだけでなく、リンゴ・モモ・メロン・スイカなどの果物やナッツ類、アボカド・セロリ・トマト等の野菜を食べて、口の中が痒くなったり、喉がイガイガした場合は、OASの可能性があります。アレルギーに気づかず食べていると、急に重い症状を来すことがありますので、OASが疑われたら、医師に相談することが大切です。

(ハンノキ林)

入浴は身体に良いとは限らない?

昨日シロアリの本を読んでいるお話を書きましたが、それは家づくりに関心があるからです。

家を新築するなら、健康の観点から言っても高気密・高断熱住宅を建てたいと思っています。家の中では温度のバリアフリーを手に入れたいからです。

「ヒートショック」という言葉をご存知ですか?急激な温度変化により、身体に変化が起きることを言います。特に血圧や脈拍に変動を起こします。これにより、心臓発作や脳卒中が引き起こされることがあるのです。その典型的な出来事が、ご老人の入浴死です。日本では入浴中に亡くなる人が年間推計14000人と言われています。年間に交通事故で亡くなる人が7000人台ですから、ほぼその倍!・・・いかに入浴死が多いかということがわかります。

ブログでは、このようなお話も取り上げていこうと思っています。

シロアリはアリではアリません。

本日は、日中ずっと曇っていましたが、夕方から雨が降っています。

このような天候の良くない休日には、用事が無い限り、私はあまり出かけません。雨が降っていなければ、せいぜい外の空気を吸いに狭い庭に出る程度です。それも2~3分程度です。

本を読むことが好きなので、家でじっとしていることに苦痛を感じません。現在読んでいる本は、なんとシロアリの本です。知人の建築家に貸していただきました。建築家の本ですので非常に専門的です。正直言って、私が「貸して欲しい」と言った訳ではありません。たまたまその方とのメールのやり取りでシロアリの話題になった時に、「よろしければお貸ししましょう。」と言われて、わざわざその本を持ってきてくださったのです。「ここまで詳しく知りたいとは・・・・」と、戸惑ってしまったのですが、「そうですか・・・あまりお知りになりたいとは思いませんか・・・」と、少しがっかりされたような感じで言われたため、「これは読まねばなるまい!」と思って、途中で投げ出しそうになる心に鞭打って頑張って読んでいます。

ちなみに、シロアリは「アリ」と言う名前が付いていますが、アリとは全く違います。アリが「ハチ目」に所属するのに対し、シロアリは「ゴキブリ目」です。すなわちアリはハチに近い昆虫であるのに対し、シロアリはゴキブリに近いのです。

シロアリの本を読んでいますと、いろいろシロアリのことを書きたくなりますが、これ以上は止めておきましょう。シロアリのことをもっと知りたければ、下記のHPをご覧あれ。

http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/

クーポンによる乳がん検診は3月15日までです。

乳がん検診無料クーポン券をお持ちの方は、お急ぎください。有効期限が迫っています。

すでに他院では、予約がいっぱいで断られた方もおられるようです。しかし、当クリニックは予約を必要としません。15日まで予約なしで検診が受けられます。ただし、15日に近づくほど混雑が予想されます。お早めに受診されることをお勧めいたします。

また、高槻市の乳がん検診も3月15日までで、3月16日から31日までは受けられません。

4月1日から新年度の高槻市乳がん検診がスタートし、通常どおり受けられます。

花粉の飛散の非常に多い時期になりました。

3月に入り、少し寒い日が続いていますが、本日はかなり花粉が飛散したようです。

さらに明日はお天気も良く、本日以上の飛散が予想されています。

来週月曜日はお天気が崩れる予報なので、飛散は小康状態となりますが、火曜日からまた大量飛散になることが予想されています。以前にもブログに書きましたが、今年の花粉飛散量は昨年の5倍以上、場所によっては10倍と言われています。

花粉症の方は、症状が強くなる前から治療を始めますと、比較的楽に過ごせます。

しかし、来週になったら時すでに遅しかも・・・・

桃の節句

本日はひな祭りですね。

とは言え「年に一度家でちらし寿司を食べる日」という印象しか、私にはありません。

ちなみに、節分は「年に一度巻き寿司をかぶりつく日」。

子どももある程度大きくなりますと、年中行事も所詮その程度のものになってしまいます。

本日を「桃の節句」と呼ぶのは、旧暦の3月3日が桃の咲く時期だったことに由来するようですね。アジアの国々では、年中行事を伝統的な旧暦でお祝いすることが多いのですが、日本は多くの行事を新暦で祝います。分かりやすくて良いのですが、実質的に日にちがズレてしまっている訳で、少し違和感も感じます。しかしまあ、堅苦しく考えるのは止めましょう。

少しピンぼけですが、我が家のひな人形です。画像をクリックしないと、肝心の内裏雛が見えません。長女の初節句の時に、おじいちゃん・おばあちゃんに結構立派なものを買ってもらいました。しかし残念ながら、飾る場所がこれに相応しくありません。新築か改築して、きれいな和室を作りたいな、と思っております。

ちなみに内裏雛は、全国的には(我が家もそうですが)、向かって左が男雛で右が女雛ですが、京都では逆に飾るそうですね。伝統的には京都の並び方が正しいのですが、高槻でも京都風に飾るのでしょうか?高槻は京都と大阪の間にありますが、高槻で京都を感じることはほとんどないと私は思います。文化的には大阪に近い印象があります。京都とは天王山で仕切られているせいでしょうね。

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